1958-10-17 第30回国会 衆議院 議院運営委員会 第7号
どういうことをするにしても、こういうような重要な法案について、政府みずからの意思でなくして、しかも民間も入れたところの言出な討議もなくして、おやりになつている。これはまことに、私は不当な処置であると思います。総理大臣は、民主的な国会において、こういう混乱が起ると思わなかつたというが、私は、当然起るべくして起つたと思います。
どういうことをするにしても、こういうような重要な法案について、政府みずからの意思でなくして、しかも民間も入れたところの言出な討議もなくして、おやりになつている。これはまことに、私は不当な処置であると思います。総理大臣は、民主的な国会において、こういう混乱が起ると思わなかつたというが、私は、当然起るべくして起つたと思います。
残念ながら言出内閣当時の行き方というものが正しかったのであって、この点に屈服せざるを得なかった、これを言葉をやわらかくして申しますならば、踏襲せざるを得なかったという結論だとわれわれは解釈しておるのでありますが、この点についてお答えを賜わりたいのであります。
又徴兵制度は採用されないということを言明されておりますが、政府は、我が国の国力、国民の感情をよく洞察されまして、これ又この言出を守られんことを切に希望するものであります。 最後に、自衛隊と憲法との関係及び防衛計画の実施について申したいのであります。
委員会におきましては慎重審議を言出ね、各委員より熱心な質疑も出ましたが、その詳細については速記録に譲与、ここには省略させて頂きたいと思います。